経営品質

私自身は、日本経営品質賞のセルフアセッサーであり、時に応じて経営品質賞の審査員をしている。審査プロセスを理解していると思うし。比較的年数を経ているので、それなりの見方ができると自負している。しかし、逆にその経験から、今の経営品質賞の審査過程は納得しているわけではないことに気が付いた。

経営品質賞の審査は、あくまでも基準があり、その基準に対して評価をすることが求められている。一方で、実際の経営は、その会社独自の「正しいやり方」で経営をしており、日本経営品質賞の基準からは経営を見るというスタンスとは相いれないと思う。

このセクションでは、経営品質賞を否定するわけではないが、かといって賛同するわけでもない。もう少し自由に見てみよう。

経営と言うものを俯瞰する際に経営品質賞をどう絡めてゆけばよいのかの思考を整理するためのものである。

2018年6月29日