パソコンの買い替え時期

考えるきっかけ

最近のプロジェクターはHDMIを標準としていることがあり、少し不便なので、RGBとHDMIの変換ケーブルを購入した。

私のノートパソコンにはHDMIのインタフェースがついていないのが理由なのだが、ちょっと待てよ?私のパソコンはそんなに古いのか?最近のノートパソコンのインタフェースを見ると、なるほどHDMI端子が標準のようだ。

今自分で使っているノートパソコンは、「X201S」。知る人ぞ知るThinkPad。すでに10年近く使っている。デスクトップは、FAITHから組み立てパソコンとして購入したもので、これも10年近く使っている。

CPUは当然何世代のモノでメモリーも4GBしか積んでいない。それでも、何の問題もなく使えている。

その前の数年で買い替えないと業務に支障が出ていたことを考えると驚きだ。いったい何が起こったのだろう。

この10年間とその前の10年間で変わったことはサードパーティのソフトウエアを利用しなくなったことだろう。当然、基幹的なものは使っているが、購入時のままバージョンアップなどはしていない。

いわゆるクリエイターやデザイナーは違う分野のソフトウエアを使うから私と比較にはならないが、少なくとも通常業務では何も困らない。

ソフトウエアをインストールしなければレジストリーも妙な肥大化をしないのかもしれない。

みんな買い替えているのだろうか?

自分がパソコンを買い替える気がないので興味も持っていなかったのだが、いったい世の中ではパソコンは売れているんだろうか?

調査会社としては、IDCやガートナー、記事掲載としてはITProなどがあるので、そうした記事を俯瞰すると、企業向けの出荷は堅調だが、いわゆるコンシューマー向けは減少しているようだ。

また、その中身もデスクトップよりはノートパソコンが中心のようだ。

しかしこれは、回るを見渡すと当たり前で、企業は多くはリースで調達しており早ければ3年、標準でも5年ごとに更新する。当然、皆が一斉に行うわけではなくタイムラグが発生する。一定水準で更新するのは当たり前であり、また、パソコン価格の下落は、一定の普及に貢献する。

家庭に関しては、よほどのことがなければ更新しない。おそらくは今後はそんなに伸びないだろう。

買い替えるべきか

現状で困っていないのであれば、買い替える必要はない。ただし、ハードウエアの問題で買い替えする必要が出てくるかもしれない。

ノートパソコンの一番の問題はバッテリーだ。私が保有する一世代前のノートパソコンは電源系がいかれた。保証期間などはとっくに過ぎているので仕方ない。正直、今のX201Sもバッテリーがへたってきている。一度交換したのだが、さてもう一度交換するかは迷う。

デスクトップに関して言えば、相談として一番多いのが「ハードディスク」だ。重要なデータは外付けのハードディスクに暗号化して保管しているでよいのだが、アプリケーションは本体のディスクに入れている。これがお釈迦になったら交換になる。技術的にはハードディスクだけの交換なのだが、OSから入れるのはうっとおしい。すでに、OSやマイクロソフトのワード程度はインストール済みのものを購入したほうが面倒はない。

結論から言えば、遅くなったということもないのでこのまま使い続けるだろう。

私ならという前提だが、ノートパソコンであれば「ThinkPad Carbon」、デスクトップであれば「ショップのホワイトボックス」という選択肢にするだろう。

 

 

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