追いかけられない記事(山崎製パン あんこ事件)

しばらく前に、山崎製パンでクリームを間違ってあんこを使ってしまったという記事を見た。今でも「山崎製パン あんこ」と検索するといくつか出てくる。
代表的なところでは、下記だろうか。

あんこ事件!山崎製パンがクリームドーナツ回収でこしあんをなぜ投入したのか理由が気になる!
https://eitokun.com/7372.html

宮城県の自主回収情報などの引用もしており、写真の掲載などもありかなり具体的だ。ところが、参照元を確認しても、現在は削除されているのか確認できない。

山崎製パンのホームページやローソンのホームページを見ても対象となる商品「モッチ クリームドーナツ」は検索しても出てこない。

そのため、そもそもそのような商品があるのかも確認できない。
もっとも、製品の写真も出ているので、全くのでたらめとも言えない。

これはどう考えたらいいのだろう。
もちろん、山崎なりローソンに電話をして訊いてみればいいのだろうが、単なる興味本位で訊いても困るだろうなと思いしていない。

こうしたネット上の記事は注意が必要になる。
というのは、記事自体はいくつか出てくるのだが、どうもニュースソースが同じ記事のような気がする。主にツイッターのようだ。
こうした記事は、もっともらしく写真が出てくるが、ちょっと手の込んだいたずらでも可能になる。
一方で、大手企業は、こうしたフェイクニュースにいちいち対応していないケースもある。

食の安全について企業の責任が問われているが、こうした記事が出てくると言うことは何かしらのつけ込まれる余地を生み出すので企業側も考える必要がある。

ところで、この記事はセンセーショナルな部分もある。
高度にIT化されている中で
・オペレーション上で材料を間違えるなどと言うことがありうるのか?
・出荷時検査をしているはずなのにすり抜けることはあるのか?

ちょっと信じがたいところだ。
さて、この記事についてはその他の関連情報もない。

食品安全そのものに関わる話ではないので立ち消えになるだろう。
とはいえ、気になる事件なので備忘録として残す。

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