記事クリップ:未来投資会議(第27回)

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《その場になってからでは遅すぎる》

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai27/index.html
未来投資会議(第27回) 配布資料  令和元年5月15日

資料1:高齢者雇用促進及び中途採用・経験者採用の促進
に以下の記載がある。

1.70歳までの就業機会確保
法制度上許容する選択肢のイメージは、
① 定年廃止
② 70歳までの定年延長
③ 継続雇用制度導入(現行65歳までの制度と同様、子会社・関連会社での継続雇用を含む)
④ 他の企業(子会社・関連会社以外の企業)への再就職の実現
⑤ 個人とのフリーランス契約への資金提供
⑥ 個人の起業支援
⑦ 個人の社会貢献活動参加への資金提供
が想定しうる。

と。

現在、この方向で法整備も進んでいると聞く。
いずれ、自分の望む限り働く場がありうる世界にはなるだろう。

しかし、①から④は何らかの組織に所属するので企業人という範疇になるが、④から⑦は組織に所属しないでで自らの責任で活動することになる。いわゆる「雇われない生き方だ」

これは、60歳になったからと言って突然できることではない。それなりの知識と技術と覚悟が必要だ。漫然と会社員を続けていては身につかない。

私自身は、自分のことは自分で決めたいという思いもあり、30歳から、組織と契約関係は結んだことはあるが、基本は独立していた。今考えると、知識も技術もなく、単に思いだけで選択した生き方であり、結果としてはとても成功しているわけではないが、それでも65歳の今でも何とかやっている。

今ならわかるが、こうした心構えは50歳になってからでは遅い。

かつて、大学の同期と酒を酌み交わしていた時に、「中野はいいよな」という声をかけられた。彼らは、私より収入もよく安定していたし、雇用も今よりも保証されていた。それでも、当時は「役職定年」という制度が導入され始めており、「50歳になったら君たちは要なしだよ」と言われている感が強かったのだと思う。

同じ言葉は、60歳になった時に、別の集まりでも言われた。当時は再雇用というよりは1年ごとの嘱託というもので将来の保証はない。「独立するにはどうしたらよい」という問いかけをもらったが、彼らに多くの選択肢はない。無理に起業することはリスクが高すぎる。

経験的に言えば、やはり40歳でリセットする気持ちで20歳代、30歳代を過ごさなければ無理だろう。
20歳代は、とにかく知識を身に着けることだ。それは、数学や歴史などの学問的なことでも、ピアノや絵画などの教養的なものでもよい。美術館巡りでも旅でも食べ歩きでもよい。会社の仕事以外の引き出しをとにかく増やすことだ。

いまは、副業も認められ始めている。30歳代になったらいろいろやってみることだ、その中でたくさん失敗をするべきだ。困難に直面した時に20歳代で獲得した知識が多ければ多いほど次にすべきことの選択肢が増える。

40歳代になれば、こうした経験を積み重ねることで自分と会社との関係性を再構築できるだろう。

こうした経験なしで70歳代まで働くことの選択肢を自分主導でコントトールすることはできない。

閑話休題 2020/01/14

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