実践 強靭な組織構築の法: 日本経営品質賞受賞企業に学ぶ

■書評めいたものを 2021/7/27

”まねをしても魂が入らない”

先日のセミナーで先生が発した言葉である。

私自身はISO9001の審査員や日本経営品質賞の審査員、設備投資の事業計画書づくりの支援を通して、多くの組織を見ている。その中での課題は
・変わろうとしているが変われない組織
・価値前提と言いながら前年度〇%売り上げ増といった事実前提での目標しか上げられない組織
がどのように自己変革そして行くべきなのかがある。
方法がわからないのなら方法を教えればよいのだがことはそう簡単ではない。
誰かが悪いわけではないのだが組織が変化に身を投じることの難しさを感じる。

「実践 強靭な組織構築の法: 日本経営品質賞受賞企業に学ぶ」は、こうした組織変革の最前線にいる末松氏の書籍になる。

優れた組織を真似すればすぐに自分の組織がそれに追いつけるわけではない。それでも正しい方法を身に着けることから始めなければならない。

「守破離」という言葉をご存じだろうか。
まずは、優れた組織の取り組みで「まね」ができそうなことから始めてみるべきであろう。

”まねはしているが「魂」が入るまで続ける”も解の一つだろう。

上記の書籍の終章に「まず最初の一歩を踏み出そう」ということで下記の下りがある。

新しい時代の変化に、乗り遅れることなく、むしろ半歩先を行くような組織強化が必要です。そのためには、小さな一歩でも、まずは踏み出しましょう。ただし、踏み出す方向を間違えてはいけません。

この書籍が、迷いの中にいる企業の灯台のような役割を担うことを期待します。

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