久しぶりに新宿に立ち寄った。二十四節では処暑ということで暑さのピークが過ぎる頃なのだろうが、どっこい、かなり暑い。
今から50年近く前に代々木に暮らしていた。その当時はまだ京王プラザホテルができる前で淀橋浄水場がまだあったと記憶している。
級友に写真を趣味にしているのがいて、ヨドバシカメラ(当時はひらがなだったかな)にフィルムなどを買いに行区のに付き合った記憶がある。
この後、霞ヶ関ビルができ、三角ビル、三井ビルなどと新宿の高層ビル化が進んでいった。
その後、引越しなどを経てこの地に住むことはなくなり、当然用事がなければここに来ることもない。
最近では新宿に来ることはあるものの、こうして昼日中に眺めることは少ない。
なかなか壮観な眺めであり、自分の住む街、谷塚では見れない光景だ。雲が少し多いのが残念だが、それでも見上げると大都会の息吹を感じる。
大学では建築土木を専攻していた関係で、こうした高層ビルなどは一度は携わってみたいと思えるような素材ではあるが、一方で将来に向けた懸念もあった。
それは、どうやって壊すのかということだ。当時の技術では、こうした高層ビルを安全に壊す技術がないとわかっていたはずなのだが、「まぁなんとかなる」ということで建てたのだろうか?
もっとも、実際には解体技術の研究は進められており、なんとかなるのだろう。
今から考えると能天気で無責任だったのか、ある程度は目処を立てていたのかはわからない。
さて、原子力発電所から排出される「核のゴミ」。無責任でないことを祈る。
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