喫茶店は業態を変えられるのか?
https://president.jp/articles/-/30099?page=4
コーヒーブームなのに喫茶店が減っていく背景
先日、所用で木場にゆく機会があった。
早朝なので、コーヒー(モーニング)でも思ったら、カフェらしきものが全くなく閉口した。なんとか喫茶店を探しだしてモーニングを注文した。
正直に言えば「不味い」。
パンがそもそもおいしくない。ゆで卵をこれからゆでるのでと言うことでポーチドエッグらしきものを出してきたのだが、これも中途半端で困ってしまった。
コーヒーも、味はコーヒーなのだが香りがない。
そもそも、店自体にコーヒーの香りがしない。
木場には、2日ほど行ったので、二日目は向かし名前を聞いたチェーン店に行った。
パンの味、コーヒーともに前日と同じだった。
パンについて言えば、最近ここ草加・谷塚でもおいしいパン屋が出てきており、おいしきないパンは論外と言える。
喫茶店ではどんなパンを調達しているか知らないが、少なくとも日常パンを食べている人間としては許せる味ではなかった。
コーヒーはと言えば、最近は草加の珈琲豆専門店で2週間に一度調達している。
その場で焙煎し挽いてくれる。
さすがに香りは1週間ぐらいしか持たないが、入れた後の香りはしばらく楽しめる。
スタバやその他のカフェなどでは焙煎済みの挽いた豆をエスプレッソマシンで入れているので、どうしても香りは負けているが、それでもコーヒーの味が出ている。
あの程度のコーヒーしか出せない店は淘汰されていくのではないかと危惧する。
スターバックスのコンセプトは「第三の居場所」と言うことを聞いたことがある。
店内でゆっくりくつろげるスペースを提供するというコンセプトは他の店でもパクっている。
喫茶店はどうするのだろう。
「おいしくコーヒーを飲める」ならばその味を追求することが必要だろう。
以前、神谷町で見つけた喫茶店は、一杯ごとにドリップで入れており、その店で焙煎して挽いているとのこと。コロンビアを中心に味を調えるためにブレンドしていると聞いた。
好みが分かれるにしても、何をコンセプトにしてるかはわかる。
未だに存続していることを見ると一定の客層がいるのだろう。
業態は全く異なるが、本屋などもコンセプトを変えている事例を見ることができる。「本との出会いを提供する」という枠組みを聞いたことがある。
喫茶店が「コーヒーを飲める場所」というコンセプトから変えないとお客さんは来ないのではないか?
私自身は「一人になれる場所」でも良いかなと思っているのだが。
そうそう、私は知らない場所に行くとき「ルノワール」を探すようにしている。
比較的すいているので、「孤独になれる場所」という感じが好きだ。
参考
https://www.msn.com/ja-jp/money/news/%e5%96%ab%e8%8c%b6%e5%ba%97%e3%81%ae%e5%80%92%e7%94%a3%e3%80%81%e6%9c%80%e5%a4%9a%e3%81%ab%e8%bf%ab%e3%82%8b-%e5%a4%a7%e6%89%8b%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%84%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%93%e3%83%8b%e6%94%bb%e5%8b%a2/ar-AAHX2HH
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