『とはいえ、ブロックチェーンの業務への導入には課題も多い。その1つとして、決定権を持つ多くの経営層がブロックチェーン技術を理解していないことが挙げられる。最先端技術で活用事例が少ないがゆえに「様子見」になっているのだ。日本の主力産業である製造業の場合、先進的なIT技術に対しては特にこの傾向が強い。』
製造業にも役立つブロックチェーンの3つの特徴
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1902/26/news008.html
より
2020年2月のコロナウイルスの出来事の内、テレワークの普及は転換点になるかもしれない。とはいえ、こうした技術的な要素を事柄は企業の能力に大きく左右される。テレワークと云っても、そう叫べば皆がテレワークに移行できるわけではなく、通信環境の整備だけでなく、業務プロセスの再構築、人事制度の転換、もしくはテクノロジーを使ったリモート管理の普及が求められる。
ブロックチェーンの活用でロジスティックが効率化され生産性向上につながる可能性や、各種のセンサー、ARやAIを使った遠隔地での業務管理などの可能性がある。
しかし、経営トップの技術への理解がない場合には、ありきたりのテレワークになり、単に現在の業務プロセスの写像にしかならない。未来に向けてビジョンを持てない経営者の元では卓越した経営は求めるべくもない。
経験の中では、工場の生産性向上のために、画像認識とAI、協働ロボットを使ってのプロセスの複合化に取り組んでいる企業の例を知っている。経営者は、周囲の技術者の声に耳を傾け、現在の技術で何ができ、何ができないのかの振り分けや必要人材の調達をしている。
経営資源として人の重要性に気づき、また人材とテクノロジーを紐付ける経営者だけが生き残る気がする。
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