マネジメントシステム

HRMとAI

人材採用では、履歴書と論文そして面接。
「優秀な人がほしい」といっておきながら、プロセスは旧態依然。
結果として3年内離職率は改善しない。

労務管理は残業代の計算のためにタイムカードか自己申告。
営業はみなし残業があるといって、時間管理を放棄する。
営業日報も書かせるだけで、直近の振り返りにしか使っていない。

戦略という言葉が見せかけの言葉になっている。

セクハラ、パワハラも起きていても訴えられるまでは見て見ぬふり。

こんな組織になっていないだろうか。

AIとIoTを活用する気があれば、様々な働き方の改革ができる。

どんな技術があるだろうか。

■ GPS付きICカード

会社に出社/退社は自動的にわかる。
直行直帰は、スマホから登録してもらえればわかる。
GPSでどこに向かっているかがわかる。
お客様の場所を事前登録しておけば、移動時間と打ち合わせ時間がわかる。
営業の生産性分析に使える。

いちいち報告する必要は無い。
集計分析を自動化すれば事務的な時間は必要は無い。

■ 音声データと社内DBとの連携

営業での打ち合わせを音声データで取得し、自動レポートにする。
メモなどを作成する際にはタブレットに手書きで書き込みDB化する。

営業日報などを不要にする。
総務部が管理するというプロセスを排除する。

■ 光センサー、ワークフローとの連携

机の前に光センサーをつける。
パソコンの前に座っている時間を把握する。
休憩を取らずに仕事を続けているようであれば、少し休むように助言する。
ワークフローとの連携を工夫することにより、どんな仕事に負荷がかかっているかを把握できる。
苦手な仕事があれば、教育訓練のプログラムに反映させる。

■ スマートウオッチ

体温や脈拍・血圧などを測る。
いつもと変わりないか。疲れてはいないか。
心配事はないか。
事務所は暑すぎないか。
社員が快適に働いているかを見ることができる。
ヘルスケアの一助になるだろう。

■ 映像解析

顔色は悪くないか。疲れていないか。
セクハラ・パワハラのような行為は行われていないか。
その仕事をすべき人が行っているか
工場で事故が起きそうな行為はないか

監視をするためではない。
皆が気持ちよく働けているかを見守ることが目的となる。

■ 会話サポート

採用プロセスを変えることができるはずだ。

会話を持つ機会を増やすことはお互いの理解のために有効なのだろう。
インターン制度もいってしまえばお互いを理解するためのモノだ。

人が会話をするには組織が用意する人数で制限されてしまう。
AIに任せればよい。
すでに会話をサポートするAIは実用化されている。

「当社をどう思いますか?」
「入社したら何をしたいですか」
「こんな部署がありますがどうですか」
「あなたはどんなことに興味がありますか」

いちいち文書にする必要はない。
採用だけではない、ローテーションの希望なども対応できる。

いつでも会話できる。わざわざ場を作る必要は無い。
AIは24時間、何人でも調達できる。

■ テキストマイニング

テキストマイニングの技術にもAI的なアプローチが入り込んできた。
ES(社員満足度)調査などで自由意見などを収集するが、その分析手法は、ざっとスクロールして眺めるか、せいぜい「構文解析」をしてキーワードを抽出するぐらいしかされていない。
Aiで解析することで、社員に潜んでいる不平不満を探し出せるかもしれない。

社員がやめてからでは問題は解決しない。
なぜなら、その問題が影響する社員はもういないからだ。
いろいろな観察を通すことで離職率の低下を実現できる。

■ RPA

RPA(Robotics Process Approach)は最近話題になっていることだ。
部下に「○○の資料を集め、分析してレポートを作成するように」と指示していないだろうか。
こうした情報収集と分析をロボットにさせるということが現実味を帯びてきている。

労働基準法などの法改正なども毎日巡回して調べておく等も自動的にできるだろう。
判例の収集分析などもできるだろう。
財務諸表の作成もお手の物。

こうしたことは実現不可能と思っているだろうか?
そんなことはない、AI分野はどんどん進化している。
きっとあっという間だろう。

さて、そんな世界では総務部・法務部・人事部の定型的な業務は人がする必要は無い。
集計や分析も人がする必要は無い。
メンタルヘルスや健康管理もAIとIoTがしてくれる。
仕事上のアドバイスもAIがしてくれる。

そうなった時に、人が関わらなければいけないHRMとは何だろう。

<現在 読書中>

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