未来は誰にも分からない


未来ついて我々が知っていることは唯一「未来は誰にも分からない」である。
それは、必ず訪れること(例えばヒトは死ぬ)が分かっていたとしても、いつ死ぬかは他者の意図(殺人)が無い限りほとんど分からないことや、天気予報などの精度の高いシステムがあっても、時間や場所を完全にはあてられないことからもも分かる。

「一寸先は闇」は真実である。
だからこそ「試行錯誤」の挑戦が重要なのである。

■社会実験の不確実性

○【名古屋市が新たな路面公共交通システム「SRT」を導入予定 人が主役になる道路空間へ】
2023.11.03

「名古屋交通計画2023策定」では、既存の路線バス交通に加え、先進技術を活用した誰もが快適でスマートに移動できる「最先端モビリティ都市」を目指しています。そこで、今後の状況もふまえ、名古屋市は都心の魅力ある地域をつなぎ、回遊性を高めて、にぎわいを面で拡大していく新たな路面公共交通システム「SRT」の導入を進めています。
SRTはSmart Roadway Transitの略で、「先進性・快適性を備え洗練されたデザイン(Smart)で路面(Roadway)を走る新たな移動手段(Transit)」を表しています。まちとまちをシームレスにつなげ、ストレスフリーな移動を目指しています。

https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-6433/

こうした社会実験は自然科学の実験とは異なり、結果が予測もしくは保証がされない。だからといって、現状のまま何もしないというのは正しくない。なぜなら、何もしない延長線上には何も変わらないからだ。しかも、環境だけは変わってくる。少子高齢化は予測できていたはずである。

■変化を恐れない

変わらないものはない。それを恐れて何もしないのは面白くもないし、それを認めることは緩やかな死である。もちろん危険は伴うこともあるだろう。その場合には引き返すことも必要である。安易ないし決定は混乱を招く。

しかし、注意も必要である。
・自分たちの行動を過信しない。
・引き返すべき時には引き返す。
これができないリーダーの元での活動は不幸を招く。

「未来は誰にも分からない」
だからこそ挑戦する勇気が必要であり、プランBが求められる。

(2023/11/17)