昨日のニュース。
パワハラが自殺に 小牧市職員遺族が認定申請
https://mainichi.jp/articles/20181027/k00/00m/040/100000c
下記に引用する。
市によると、自殺した職員は市情報システム課主事で、7月27日に自宅アパートで自殺した。パワハラや自身の異動に関する悩みなどを記した直筆のメモが残されており、遺族が26日までに地方公務員災害補償基金の県支部に申請したという。
・異動であったこと
・未経験であったこと
・相談できる相手がいなかったこと
などが背景にあると考えられる。
問題視されているのが、上司のパワハラということになっているが、単純に誰かが悪いと言うことに落着させてしまうと同じ問題が発生しかねない。
「仕事に不安をいだかせたままなぜ仕事を続けさせたのか」
誰でも未経験の仕事をするときには不安にさいなまされる。
主事という立場であれば、仕事の管理面も任されていたのではないのかと思う。
私自身も全く未知の仕事を一人で任されたときには食事もまともにとれなかった記憶がある。
幸い、人生経験がある程度あったからのりきった面もあるが、30歳ぐらいでは不安しかないだろう。
社員を単純に異動させれば良いという話ではない。
何らかの育成システムとセットにしなければならない。
小牧市が、リストラ感覚で人の異動をさせていたとしたら、そちらの方が問題だ。
パワハラだけを取り上げるのは避けてほしい。
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