ロイター通信を見ていたら
『NTT、グループ各社にテレワーク呼びかけ 新型肺炎の国内拡大受け』
という記事を見た。
下記の内容だった。
[東京 17日 ロイター] – NTT(9432.T)は国内での新型肺炎の感染拡大への対策として、グループ各社に17日以降のテレワークや時差出勤の取り組み強化を呼びかけた。通勤時の人混みでの感染を防ぐ考え。
NTTが14日にグループ各社に通達した。同グループの国内従業員は約20万人。具体的な対象や人数はグループ各社が判断するが、事務所勤務の社員が中心と見られる。現時点では実施期限などは設けていない。
NTTグループでは、NTTデータ(9613.T)が14日、拠点ビルに勤務する協力会社の社員1人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しており、感染防止へのグループ内の意識が高まっている。
--ここまで
先日、不幸中の幸いで、こうした場所や時間に左右されない働き方を社員が選べるといいねという趣旨のことを書いた。
2012年に日本語版として発刊された「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」にも、世界中にいる同僚と一緒に仕事をするシーンが描かれている。
もちろん、大規模な生産機械を使用する場合には一定人数の人間がそこにいないと困る場合もあるが、すでに機器の点検や修理の指示などをリモートでできる技術は確立されており、必ずしも管理者がそこにいる必要がない環境も構築できる。
「場所に縛られない働き方ができるとうれしい」などと考えていたら、下記の会社にたどり着いた。
https://caster.co.jp/
日経ビジネスにも取り上げられているが、リモートワークを支援する会社である。
こうしたテレワークの浸透に合わせていくつものビジネスチャンスが生み出される。
・コラボレーションツールの提供
・コラボレーション環境(プラットフォーム)の提供
・より一層の間接業務の代行(秘書的なことなどへの拡大)
・コワーキングスペースの地方への拡大
・社外の専門化との共同の促進
・専門知識の取得支援(通信教育の拡充)
有望な企業がこれから出てくるのではないか。
上記の記事を見ていると、NTTグループがこうしたテレワーク支援の中核企業になって行く可能性があると期待できる。
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