経営陣が無能だとこうなる 優秀な人が会社を去っていく7つの理由

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先日、JQACの研究会で西精工株式会社の西社長の話を伺った。
話が非常に面白く、さすがという語り口だった。

社員一人ひとりに目を配っており、社員から信頼されているのだと感じた。
一方で気になったこともある。

西精工は西家が経営を行う会社であり、西社長自身は広告代理店を得て中途で入社している。当時の会社風土はおよそ褒められたものではなく、まずは挨拶運動から始めたと聞く。

当時の話を聞くと、旧経営陣は「何を変える必要があるのか」と言った雰囲気であり、西社長がしようとしていることに対し理解がなかったようだ。

研究会の後で、このときの状況を尋ねたのだが、結局彼らが変わることはなかったようで「あきらめた」という言がすべてを語っていると感じた。

経験的に、社員を変えることに成功している企業は多いのだが、えてして在職年数の長い取締役などは現状を変えることには否定的であり、結局彼らが退職してくれるまで我慢するしかないのかと情けなくなる。

しかし、社長を含めて取締役も経営者である以上、何らかの意識改革は必要だろう。
下記の記事を参考にしてほしい。

経営陣が無能だとこうなる 優秀な人が会社を去っていく7つの理由
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/180401/ecd1804011303003-n1.htm

(1)有能な社員に仕事が集中する
 仕事ができる人材は、仕事の精度が高いことに加え、仕事をするスピードが速い。逆に仕事ができない社員は精度が低いだけでなく、仕上がるスピードが遅い。そのため、有能な社員にばかり仕事が集中し、仕事量が増大してしまう。仕事のできない社員は、仕事量が少なく時間的余裕があるので退社できる時間が早く、逆に有能な人材は残業が増えるという悪循環に陥る。

(2)社員との間で個人的な関係を築かず、仕事以外のコミュニケーションがない
 有能な部下を辞めさせてしまう上司や管理職は、部下とは仕事のことしか会話をせず、相互に個人的な情報交換を行っていないことが多い。自分の評価に直結する仕事の進捗や成果だけに関心を持つために、部下の生活環境や問題などに目を向けることがない。部下と一度も昼食をともにしたことがないような上司とは、人間として親しみを感じることがなく、情報の共有化もうまく図れない。

(3)よい仕事をして、いつも会社に貢献しているのに、評価を受けていない
 有能な人材は仕事の精度がいつも高く、上司や管理職はそれが当たり前だと考えてしまう。毎回よい仕事をしているにもかかわらず、褒めたり昇格させたりする発想にならず、そのまま放置していることが多い。

(4)社員の成長を支援しない
 有能な社員ほど自身の能力向上に意欲的で、自らの成長にこだわる傾向が強い。能力向上に結びつかない仕事ばかりさせ、研修などの能力開発の機会を提供していないため、社員は自らの成長を実感できずにいる。

(5)価値観を共有できない人材を採用し、誤った昇格人事を行う
 中途採用も含めて、新しい社員を採用する際に人材採用の基準が曖昧なため、基本的な価値観を共有化できない人材を入社させてしまう企業がある。とにかく人手が欲しいと考える企業では、特に生じやすい問題だ。また、仕事ができないのに上司や管理職に媚を売る人材を昇格させるといった誤った昇格人事を行っている企業もある。企業の人事評価制度が機能していない典型例だ。

(6)裁量権を渡していない
 有能な人材は自己管理に長けている。しかし、上司や管理職が一律に仕事の進め方や方法論にまで口出ししてしまい、能力のある人材の裁量権を奪っているケースがある。能力のある人材から主体性を奪ってしまうと、労働意欲は大幅に低下してしまう。

(7)尊敬できない上司や管理職の下で働いている
 選り好みが激しく、自身に媚を売る人間を登用し、そうでない社員には目をかけないといった上司や管理職がいる企業では、有能な部下は育たない。男性社員の場合、会社や仕事への忠誠心があるので、異動があるまで辛抱するケースもあるが、女性社員の場合は尊敬できない上司の下では働かず、退職してしまうことが多い。

上記について、自社は〃なんだろうと感じた方は、こうしたことに焦点を絞った社員意識調査も有効だ。

社員の離職率に悩んでいる会社は検討してみてほしい。

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