何を置き去りにしたのだろう?
https://hbol.jp/201984?cx_clicks_art_mdl=4_title
セブン-イレブン・ジャパンは「独占禁止法に違反」。オーナーらの主張を解説
大手コンビニエンスストアのセブン-イレブン・ジャパンの圧倒的な強みは、商品開発力の機動力でしょう。
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店舗のフロントラインも日々の顧客と向き合い「仮説-検証」に励みます。店舗における「仮説-検証」は、明日の天気予報、今上のイベント情報などを元に明日の売れ筋の仮説を立てて発注し、結果をPOSTシステムで検証する仕組みです。
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セブン-イレブンには、各店舗で経営のアドバイスを行うOFCが全国各地にいます。OFCは、店舗オーナーやスタッフと直接対面の場を共有しながら、「親身な対話」を継続します。一国一城の主であるオーナーは一筋縄では行きません・
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ここに独立した加盟店を守る責任を負うフランチャイズビジネスは、人間的な相互信頼確立と知の共創の場となっています。
「共感の哲学」で読み解く動態経営論 野中郁次郎・山口一郎 より
こうした、成功事例を取り上げる書籍や、鈴木敏文さんの関連図書などでは、戦略としてセブンイレブンをベンチマークとして指し示す記事が多い。
おそらく業績などをとっても、優れた経営の手本なのかもしれない。
人間的な相互信頼関係もおろそかにしているわけではないだろう。
それでも冒頭のような記事が出てしまうのはなぜなのだろう。
これだけではなく、期限切れの弁当の販売や実質的な24時間営業の強要などは、フランチャイズ先をないがしろにしているとしか思えない。
https://dot.asahi.com/dol/2019060300018.html?page=1
コンビニ経営は地獄だった、元オーナーの回顧
は氷山の一角なのだろうか?
「仮説-検証」というが、仮説でいる以上、リスクが伴う。仮説のリスクは誰が負うのか?オーナーに押しつけていないのか?
透けて見えるのは、本社であることを背景とした現場担当者の独善だろう。
顧客に向き合い、本社に向き合っているが、「フランチャイズオーナー」には向き合っていないように見える。
そこには、下請けは業者であり搾取しても誰もとがめないなどと行った時代錯誤が醸成されていないかを考える必要がある。
とはいえ、セブンイレブンも先のセブンペイの事件を始め、迷走しているように見える。
社長交代会見で語られたセブン-イレブンの経営課題と戦略大転換
でも人財について述べられているが、自己都合の話ばかりで、オーナーへの配慮はどうなのだろう。
「われわれには加盟店オーナーさまを守る義務がある。今回の実験結果や、営業時間短縮で生じるリスクについてもしっかりお伝えし、そのうえで個店ごとにこれからの営業体制について決めていく」
と引用されている。
冒頭の文献での引用。
「独立した加盟店を守る責任を負うフランチャイズビジネスは、人間的な相互信頼確立と知の共創の場」が絵空事でないことをいのる。
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