パーソル、中央大 2030年に644万人の人手が不足と推計

昨日、ニュースで少し気にかけていたことだが、Webサイトでもあったのでコメントを残す。

https://www.projectdesign.jp/199902/news/005690.php

パーソル総合研究所(東京都渋谷区)と中央大学は、共同研究の成果「労働市場の未来推計2030」を2018年10月23日に発表した。2年後の2020年には384万人、12年後の2030年には644万人の人手が不足するという。

単純に人手不足として捉えるべきではなく、業種ごとの特性も考えるべきだろう。
接客業などは、人員を減らしにくいから、今後も人手不足になるかもしれない。

しかし、多くの職種は情報技術の発達によって単純労働もしくは知的労働からも解放されるかもしれない。
2030年と言えば、これから干支一回り分だ。
プラットフォームがどうなっているか誰にもわからない。

初代iphoneが発売されたのは2007年だ。12年前にはまだ存在しなかった。
今存在しないプロダクトが未来をどう左右するかはわからない。

こうした人材不足をあおる記事は古くは通産省のプログラマー不足予測がある。
全く杞憂だった。

現在進行しているのはデータ分析とAIの融合だ。
こうしたことは様々な局面で生産性の向上を生み出す。
営業職の仕事の仕方も変わるだろうし、人事部門の仕事のありよう、研究開発の仕方、事業企画の立て方なども変わってくるかもしれない。

こうした記事を、見たときに問いかけることは

「今後、人々の働き方はどう変わって行くのか?」

だろう。

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