酒臭いけど大丈夫か!(JALの事件に思う)

「No Problem」でOKしていたのだろうか?

安全に関わる法令違反という極めて重大な事例が発生したことを深刻に受け止め、このような事態を二度と発生させることのないよう、管理の徹底、および再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります。

https://www.jal.co.jp/info/other/181101.html

とあるが、どうやってやるのだろうか。

伝聞では、社内の規定としてアルコール検査をすることが決まっているとのこと。
いくら形式的であったとしても、酒臭いのはわかるだろう。

今回の事件も、バスの運転手が柵の匂いで気がついたとの報道があった。

さて、こうした事件を見ると、問題は以下のように集約されて行く。

① 検査を全くやっていない可能性
 今年発覚している多くの記録改ざんと事象は一緒だ。
 自分に与えられた役割を無視していることになる。
 職務怠慢の極みだろう。

② 検査をおざなりにしている可能性
 冒頭の会話だ。
 「大丈夫か?」「大丈夫だ」「OK、ゆけ」
なんて会話だけで、済ませてはいないだろうか。
 検査する側も規定違反を行う共犯者と言うことになる。

③ 検査結果をごまかした可能性
 そのまま呼気検査をしてしまうとだめな場合、代わりに検査員が呼気検査をしている可能性
 検査結果なんか信用できなくなる。

まずは人材の側面。

コンプライアンス意識のない、こうした人々に再教育は可能なのだろうか。
正直に言えば、全員解雇にしたいぐらいだ。
雇用契約の中に、著しい法令違反の条項があれば可能だろう。(多分)

次はシステムの面

・呼気検査を行う場面の映像確認
 今はAIが発達してきている。
 検査場面を映像化し、操縦士本人か確認すれば良い。

・検査員のローテーション
 1カ所に固定すると、不正の発覚が遅れてしまう。
 また抑止力にもならない。
 定期的なローテーションが必要だ。

さて、当然のことながら、検査の知識や意義、今回の事件の伝承は役に立つだろう。
もっとも、JAL自体に「コンプライアンス意識が低い」という組織文化があるなら、まずはこれをどうにかしないとだめだろう。

稲森さんは、この点を見逃していたのだろうか。

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